住まいの中心に据えたのは、家族で過ごすリビングでした。
キッチンとダイニングのスペースを大幅に変更。
その決断によって生まれたのは、家族もペットものびのび過ごせるリビングです。

ペットが自由に行き来できる仕掛け。
本棚としても活用できる工夫。
天井近くまで続くステップ。
日常の過ごし方を見つめ直すことで生まれた、新しい「住まいのかたち」をご紹介します。
リビングを主役に再構築
この住まいの計画で最初に考えたのは、リビングの広さでした。
家族が集まり、ペットも一緒に過ごす場所だからこそ、のびのびと過ごせる広がりを大切にしたい。
そこで、リビングの隣にあった洋室をキッチンとダイニングへ変更。
役割を入れ替えることで、リビングの面積をしっかり確保しました。

食事をつくる時間も、くつろぐ時間も、同じ場所の延長にある暮らし。
家の中心にリビングが据えられたことで、日常の流れが自然とつながっています。
ペットと暮らす家に、小さな楽しみを

リビングには、ペットの動きを想像しながらいくつもの工夫を取り入れました。
自由に行き来できるステップは、同時に本棚としても使えるデザインです。
家族の本や小物を飾りながら、ペットの通り道としても機能します。


さらに、壁には天井近くまで上がれるステップを設置しました。
高い場所を好む子にとっては、日々の遊び場にもなります。
人とペット、それぞれの楽しみが同じ場所に重なり合うリビングです。
ダークトーンで引き締めたキッチン

キッチンは、リビングとは大きくテイストを変えたデザインに整えました。
落ち着いたダークトーンを取り入れることで、扉を設けなくても自然にエリアが分かれます。
視線の中で印象が切り替わり、リビングの広がりもより際立つ。
料理の時間が始まると、住まいの雰囲気が少し変わります。
土間を広げた玄関収納
玄関はシンプルな仕上がりにしながら、土間を広めに確保しました。
自転車なども収納できるサイズで、日々の使いやすさを考えた設計です。


収納棚は、床から浮かせたデザイン。
掃除機やお掃除ロボットも使いやすく、手入れも簡単に。
見た目のすっきりとした印象と、実用性の高さを両立しました。
動線を考えたウォークインクローゼット
寝室には、新しくウォークインクローゼットを設けました。
特徴は、左右どちらからでも出入りできるレイアウト。
夫婦それぞれが同時に使う場合でも、互いの動きを妨げることがありません。

忙しい朝の時間でも、自然に動ける配置。
日常の小さなストレスを減らす設計です。
暮らし方から整えた住まい
今回のリノベーションでは、家族の過ごし方を丁寧に見つめ直すところから始まりました。
リビングを広げる決断、ペットのための仕掛け、使いやすい玄関収納、動きやすいウォークインクローゼット。
ひとつひとつの工夫が積み重なり、住まい全体の使い勝手を高めています。


家族の毎日とペットの楽しみが同じ場所で重なり合う住まい。
その積み重ねが、暮らしをより豊かなものへと変えていきます。











