暮らしの中で何度も繰り返される動作。
そこで感じる小さなストレスを、ひとつずつ丁寧にほどいていく。
今回ご紹介するのは、家族が自然体で過ごせる家にしたリノベーション事例です。
日常を、軽やかに。
機能性にも妥協しないリノベーションです。


白をベースに、落ち着きを重ねたLDK

住まいの中心となるLDKは、白を基調に構成。
そこへやや濃色のフローリングを合わせることで、全体を引き締めることに成功しました。
穏やかなメリハリがあるからこそ、色合いもはっきりするのがポイント。
視界に入る情報量を抑えつつ、どこか安心感のある佇まいに整えています。
暮らしに寄り添う、小さな畳

リビングダイニングの一角には、約1畳の畳スペースを設けました。
お子さまの遊び場として、家事の合間の作業台として、横になりたいときの休憩場所として。
クッション性があり、防音性にも配慮された畳は、利便性も抜群です。
フローリングと同じ高さで仕上げ、木製の見切りで美しく納めているのもポイント。
段差がないため、動きも視線も自然につながります。

曲線が描く、キッチンの表情

キッチンは、白を基調としたペニンシュラタイプ。
壁面には、テーパー加工によって陰影が生まれるサブウェイタイルを採用しました。
やわらかな曲線が、直線的になりがちなキッチンに表情を与えます。
ほどよく柄の入った扉パネルとも調和し、清潔感の中にさりげない個性が息づく仕上がりです。

光を受け止める、ガラスブロックの壁

LDKに隣接する洋室の壁一面には、ガラスブロックを設置。
視線を遮りながら、自然光をやさしく取り込みます。
内部に空気層を持つ構造のため、断熱性や防音性も高いのがメリット。
機能性と意匠性を兼ね備えた素材が、部屋に心地よいリズムをもたらします。
洗う・干す・しまうを、一直線に

ウォークインクローゼットとユーティリティーを兼ねた一室は、家事効率を高める要となる場所です。
洗濯機からバルコニーまでの距離を最短に抑え、無駄のない動線を描きました。
天井には吊りハンガーを設置したため、室内干しも可能です。
掃き出し窓は、折れ戸のフルオープンタイプ。
開け放つとバルコニーと連続した広がりを感じられます。

枕棚とハンガーパイプを組み合わせた収納で、服が増えても安心。
洗濯から収納まで一連の流れで完結できる、実用性の高い一室です。
落ち着きを纏った、トイレ空間


トイレはダークトーンでまとめ、シックで洗練された印象に。
アンティーク調のアクセサリーがさりげなく映え、上品さを引き立てます。
日常の中で気持ちを切り替えられる、プライバシー空間となりました。
暮らしを整え、質を高めるために


家族が集い、動き、休む。
そのすべてを支えるために、細部まで考え抜いた住まいです。
快適さと効率を丁寧に重ねた結果、日々の過ごし方そのものが少しずつ変わっていく。
そんな実感をもたらすリノベーションとなりました。










