家族5人が集う場所だから、広さも、収納も、妥協したくない。
築20年のマンションを舞台に、「必要」を見極めるリノベーションが始まります。

間取りは、4LDKから3SLDKに再構築。
その分LDKのサイズを拡張し、家族全員が集まれる場所を作りました。

家族全員の暮らしをゆったり包み込む大LDKと、機能的に分散された大収納。
毎日の生活に快適さと余白をもたらす、革新的なリノベーション事例をご紹介します。
大量アイテムもOK!暮らしを支える収納
おもちゃ。学習道具。趣味や習い事のアイテム。
家族が増えると、どうしても「物」が多くなります。
今回は、ロッカースペースやオープン棚を家中に作りました。

あえてウォークインクローゼットにしないことで、「片づけやすい」「取り出しやすい」を意識。
大勢が一気に物を出し入れしても、動線を邪魔されない作りになっています。

分散収納は単なる便利さだけではなく、空間のデザインにも貢献します。
使わないときはインテリアアイテムを飾るなど、多様な使い方も可能です。
大人の収納や使い勝手にも配慮
ご主人の趣味である、キャンプ用品の収納も大切なテーマのひとつ。
大容量の大型造作収納を設置し、何にでも使えるカスタマイズ性を設けました。

物をすっきりと収めながら、使うたびに取り出しやすく、片付けやすい設計に。
リビングやLDKの広がりも損なわれません。

中心部にはコンセントを設けているので、ワークスペースとしても活用できます。
暮らしの中で趣味と日常が心地よく共存する、自由度の高い空間が完成しました。
アーチ状の入口でわくわく感も演出
各個室への入り口にはアーチ開口を採用。
丸みを帯びた、柔らかなラインが特徴的なデザインです。
これにより、廊下をただの通路にするのではなく、さりげない美しさと優雅さを演出します。


家族が日々通る場所だからこそ、毎日の生活の中で目に入り、心にそっと残るデザインを。
機能性と美しさを両立させながら、暮らしの中に特別な表情を添える。
小さな「贅沢の工夫」です。
家全体のテイストは「ナチュラル」に
家全体を、ナチュラルテイストで統一。
日々の暮らしに柔らかな安らぎをもたらします。

フローリングや建具の自然な質感が、心にそっと寄り添ってくれるよう。
さりげない自然素材の手触りや、調和の取れた色彩も魅力的。


お風呂や洗面所など、水回りの統一にも余念がありません。
「いつもの家」の雰囲気が、家族の変化をそっと見守ります。
広がりとデザインのある、家族のLDK
家族が自然と集まるLDK。
広さと心地よさを大切に設計しました。

便利さと美しさが、ここでは自然に共鳴します。
このLDKは、家族の笑顔と会話を育み、毎日を特別なひとときに変えてくれる場所。
小さな瞬間さえ、心に残る宝物になる。そんな空間です。











