光と素材が織りなす、心地よい時間。
ヒノキやラーチの下地材をあえて魅せながら、素材感の強いナチュラルな空間を演出します。
バルコニーの光を取り込む土間スペースも、日常を特別に変えてくれるよう。

この住まいは、自分らしい時間と自由を楽しむための「オリジナル空間」として生まれ変わりました。
光と素材が織りなす、心地よい暮らしの余白を感じられるリノベーション事例です。
光と風が通る、二面バルコニーの玄関
およそ50㎡、単身でも心地よく暮らせる広さの住まい。
南北に広がる二面バルコニーは、この家の大きな魅力のひとつです。
「玄関を広く、明るくしたい」というニーズに合わせて、新たに土間スペースが誕生しました。

土間の隣には、かつて収納に使われていた鋼製折れ戸を再利用。
オープンにすれば土間と一体になり、自由に使える空間になります。

土間のカウンターは、外の景色を眺めながら読書や仕事を楽しむ場所としても利用可能。
日常に、ささやかな贅沢をもたらします。
開放感を演出するキッチンとリビング

壁付けだったキッチンは、対面式に変更。
リビングダイニングを介して広がるバルコニーの眺めが、料理の時間に心地よい開放感を添えます。

背面にはカウンターと棚を設置。
機能性と美しさが調和するキッチンとして、収納も十分に確保されました。
また、リビングダイニングは二間を一体化。
部分的に棚で仕切ることで、一体感を損なわず空間にアクセントを加えています。

床にはヒノキの合板、棚にはラーチ合板を使用したのもポイント。
「下地材を魅せるデザイン」を取り入れ、自然素材の温もりとリノベーションらしい味わいを演出しました。

暮らしに寄り添う、シンプルなお風呂と洗面
玄関やリビングの素材感と対比させるように、お風呂や洗面はあえてシンプルに。
無駄のないデザインとやわらかな色合いが、清潔感と落ち着きをもたらします。


機能的でありながら余白のある空間は、日常の小さなリラックスタイムを穏やかに包み込みます。
光と素材の温もりあふれる住まいの中で、暮らしの一部として自然に馴染む、静かな心地よさを感じられる場所です。
自由に、豊かに。ここから始まる暮らし
下地材の温もり。
土間に差し込む光。
ナチュラルな素材感。
すべてが、心地よい暮らしを演出する材料となりました。

小さな工夫と素材選びを徹底すれば、スペースの効率もよくなるもの。
かつ、デザインを大切にした「オリジナル空間」として完成させることも可能です。

ここには、毎日を丁寧に、自由に楽しむための「余白」があります。
収納や土間を使うのが楽しみになるような、新しいリノベーションが完成しました。










