毎日を軽やかに楽しむ、大人のための住まいへ。
実用性だけでは満たされない、「心地よさ」という名の豊かさを手に入れました。

素材の質感がつくる静かな存在感。
整えられた動線がもたらす余白。
そして、ほんの少しの遊び心。

暮らしに寄り添いながら、センスよく、スマートに。
実用性×心地よいデザインを追求した、こだわりのリノベーション事例をご紹介します。
ENTRANCE|帰るたび、誇らしくなる玄関へ
狭さが気になっていた玄関は、
縦にも横にも大きく広げ、堂々としたエントランスへ。
金ゴテで仕上げたモルタルが光を受けて静かに表情を変え、上質な重厚感を漂わせます。

右手には大容量のシューズクローゼットを。
左手には、トイレ跡地を活かした土間スペースを新設しました。


ベビーカー、アウトドア用品、自転車…
「外の楽しみ」を丸ごと受け止める場所として。
天井のアイアンバーは、必要なときにそっと生活感を隠す、頼れるパートナーです。
HALLWAY|空気が通う、気配が通う。
玄関からリビングへ、ひとすじに伸びる通り道。
扉を少し開けるだけで、澄んだ風が静かに駆け抜け、暮らしに新鮮なリズムをもたらしてくれます。


ただの移動のためのスペースではなく、毎日を整え、心を軽くするための「余白」として。
ここから、気持ちよく始まる一日があります。
DOOR|住まいの顔となる一枚を。
重厚な天然木から生まれたリビング扉。
ただ仕切るためではなく、住まいに上質な余白を描くための存在です。

曇りガラス越しににじむあたたかな光が、閉じてもなお、家族をそっとつなぎ続ける。
そして、黒アイアンの小さな取っ手がひとつ。
端正な佇まいの中に、遊び心と愛らしさを忍ばせました。
LIVING&DINING|無垢材のぬくもりと、モルタルの静けさ。

かつて和室だった場所をひとつに束ね、光がのびやかに行き渡る大空間が誕生しました。
素足で触れるたびオークの床がふわりと受け止め、
浮かび上がる木目が、心にゆっくりと余韻を届けます。

壁はあえてクロスを選ばず、左官の温度を宿した「ハイモル」仕上げに。
無骨さの奥に潜む静かな美しさが、大人の余裕と誇りをそっと語りかけます。
KITCHEN|青が主役になる場所

深い青に魅せられて。
キッチン背面とカウンター腰壁は、ニュアンスの異なる青が並ぶタイルでドラマティックに。
白い目地がひと粒ずつを際立たせ、静かな美しさと凛とした緊張感を漂わせます。

バーカウンターのように使える造作カウンター。
生活感を封じ込めるパントリー。
見せる収納と隠す収納の絶妙なバランス。
電球むき出しのペンダントライトと木の吊棚が演出するのは、都会的で、自由で、かっこいい大人時間です。

DESIGNPHILOSOPHY|実用性の、その先へ

本物の素材にこだわり、木・アイアン・モルタルが共鳴する空間。
見せたいものだけを見せて、隠したいものは賢く隠す。
そのすべてをバランスよく受け止めた、「大人のためのリノベーション」です。

ただ暮らすだけで、少し誇らしい。
ここに、家族の「かっこよさ」を引き出す、新しい日常が始まります。



