決めすぎない。揃えすぎない。
施主さまが選んだのは、「好きなものを全部取り入れること」でした。


カラフルで心が弾む色使い。
どこか懐かしさを感じる照明。
ほっと力が抜ける小上がりの和のしつらえ。

あえてひとつのテイストに縛られないことで、暮らしそのものに表情が生まれています。
個性がにじみ出る、まさに「住む人らしさ」が主役のリノベーションです。
いちばんのお気に入りは「和」の居場所
施主さまが特にこだわったのは、もともと押入だった場所を生まれ変わらせた、小上がりの和室。
リビングの一角に、思わず寝転びたくなる特等席が誕生しました。

畳の感触、腰を下ろしたときの安心感。
日常の中に、そっと心を休ませる時間が差し込まれます。
色でつなぐ「和」と「洋」
壁紙や建具の色使いにも、細やかな工夫を。
異なる要素がぶつかり合わないよう、「和」と「洋」が自然に寄り添うバランスを探りました。

中でも印象的なのが、ネイビーの壁。
木目や畳の色と美しく調和し、全体をぐっと引き締めてくれます。
落ち着きと洗練、そのどちらも叶えるおすすめの配色です。

光と会話するキッチンへ
かつては、窓のない室内中央にあり、少し心細さを感じたキッチン。
リノベーションを経て、今ではLDK全体を見渡せる対面キッチンに生まれ変わりました。

視線が抜け、家族との会話が生まれ、料理の時間が軽やかに変わります。
家電の配置や収納にも徹底的にこだわり、使いやすさも申し分なし。
鮮やかなイエローの壁が、毎日の始まりに小さな高揚感を添えてくれます。

暮らしやすさは、裏側で支える
見た目の楽しさだけでは、終わらせない。
収納を丁寧に組み替えることで、日々の動きが自然につながる導線を確保しました。

遊び心と実用性。
どちらも妥協しないからこそ、「ザ・リノベーションハウス」と呼びたくなる完成度に仕上がっています。

水まわりにも、妥協しない美意識を

オーダーで仕立てた造作洗面台が主役の、洗面脱衣室。
使い勝手を考え、WCもひとつにまとめました。

淡いグリーンの壁が、清潔感とやさしさを演出。
少し珍しい配色のタイルが、この住まいならではの個性を際立たせています。
毎日使う場所だからこそ、気分が上がることも大切に。
妥協しない美意識があるからこそ、「ごちゃごちゃ感」を排除できます。
テイストに迷ったら、「好き」を信じる
レトロな照明。
ヴィンテージ感のあるレンガ。
ポップで自由な色づかい。
一見バラバラな要素も、「和」を随所に忍ばせることで、不思議と落ち着いた印象にまとまりました。

もしリノベーションのテイストに迷ったなら。
正解を探すより、「好き」と感じるものを集めてみてはいかがでしょう。
そこから生まれるのが、誰のものでもない、自分だけの住まいです。










